プロップとXAUUSDとAI。1年半ぶりに更新します。

お久しぶりです。あるいは、はじめまして。
888FXです。

最終更新、2025年5月15日。
そこから1年半、このブログは止まっていました。

放置です。

そして今日、なに食わぬ顔で再開します。しかも中身はほぼ別物になります。

1年半、何をしていたのか?

理由はシンプルです。
先物口座に預けていた証拠金を、別の用事で使う必要が出てきた。
少しだけ引き出しました。
少しだけ、のつもりでした。

それをきっかけに、残りの資金も先物口座から通常の口座へ移しました。
先物をやらない先物ブログの完成です。
更新が止まるのも当然。

ちなみに、その間もトレード自体はやめていません。
海外FXでXAUUSDとBTCUSDは続けていました。
メインは海外FXに戻し、残った資金で個別株を少しずつ始めてみることにしました。

FX勢にとって、先物はしっくりきます。レバレッジがあって、売りからも入れて、夜も動く。
でも、やっぱり王道は個別株でしょ。
そう思ったわけです。

キオクシア、2倍で売る

たしか2025年の8月か9月ごろ。

キオクシアを200株買いました。
2〜3か月持っていたら株価は2倍超え。

2倍です。

FXで資金を2倍にするのがどれだけ大変か、身に染みて知っている僕からすれば、もう十分すぎる。四半期決算の当日か翌日あたりで、手じまいしました。

完璧な利確。
自分を褒めたい。
僕すごい。

その後、
キオクシアは私が買った時の10倍まで上がりました。

10倍です。

2倍で売った人間が、10倍を眺める…..。

ドリーム銘柄でした。
夢を見たのは、僕ではありませんでしたが….。

個別株、もう一つの壁

しかも、利益が出れば終わりではありません。

普通、株は「源泉徴収ありの特定口座」でやります。
税金は証券会社が勝手に引いてくれるので申告はいらない。

僕の口座は違いました。

大昔に作った口座で、作った本人も中身をよく分かっていない。設定を変えようと思ったこともある気がする。
忘れていました。結果、慣れない個別株の確定申告を自分でやるはめに。

年度末を前に、AIに相談しながら格闘。FXの申告には慣れていても、株になると勝手が違う。

なんとか期限内に提出。
そして、
その翌日。

会計ソフトがAIと直接つながる仕組みMCPを発表しました。まるで僕の申告が終わるのを待っていたかのように。
コピペとスクショで数字を渡しながら格闘していた昨日までの私はいったい何だったのか。

利益は2倍。
手間も2倍。
後悔は10倍。
タイミングの悪さは測定不能。

来年は楽になる。
それだけが救いです。

でも、やっぱり王道は個別株!
……と思ったはずが、気づけばまたゴールドのチャートを開いていました。

なぜそうなった。

888FX、転生します

というわけで、このブログは生まれ変わります。
日経先物とドル円の毎日の相場まとめは終わり。

これからは、プロップファームの挑戦記録です。

銘柄はXAUUSD、ゴールドだけ。
検証はAIに回させる。

試行錯誤も、失敗も、成功も、全部ここに残します。

昔の記事は消しません。黒歴史も記録のうちです。

プロップファームって何?

ざっくり言うと、他人の資金で受ける試験です。参加費を払うと、100万円や1,000万円の口座を渡される。
ルールを守りながら目標の利益を出せば合格。
合格後は利益の一部を報酬として受け取れる。

私が選んだのはFintokei。ルールの要点はこれだけです。

  • 利益目標:STEP1で8%、STEP2で6%
  • 1日の最大損失:5%(日本時間9時の有効証拠金が基準)
  • 全体の最大損失:10%

どれか一つでも割ったら、即失格。
ただし失格しても、失うのは参加費だけ。

証拠金は自分のお金ではないし、当然追証もない。

あと正直に言うと、Xで海外FXつながりだった人たちが、ことごとくプロップ界隈へ行ってしまったので。一度やってみたかった。それも大きいです。

なぜゴールドなのか

最初の計画ではメインはUSDJPYとEURUSDでした。
為替の王道です。
ゴールドは「環境が良ければ追加」くらいの扱い。

でも今、触っているのはゴールドだけです。
また王道を捨てました。

なぜそうなった。

理由は単純で、ゴールドの動き方が一番よく分かっているから。と、値幅にたいしてスプレッドや手数料のコスパがいいから。(プロップはそこそこコスト高い)

XAUトレーダーならみんな知ってる。ゴールドでは普通の相場感覚は捨てた方がいい。

20MAで押し目を拾う? 論外、それはノイズ。確実に狩られます。
200MAあたりを押し戻りと見るのが普通、深く深く刺してから動く。
溜まったストップを狩らないと動かない。狩りがないならただのレンジ。

これがやりにくくもあるが、やり易さでもあるのがXAU。

検証はAIに回させている

少し前まで、手法の検証といえばEAを自作してバックテストでした。
今は違います。

過去データを書き出して、AI(Claude)に「この条件で回して」と投げる。
数分で結果が返ってくる。
ダメなら条件を変えて、また投げる。

これを延々と繰り返す。

その結果、ボツになった手法が山ほどあります。
東京レンジのブレイク、ロンドンのだまし逆張り、●●MA押し戻り、定番インジ一式、オリジナルインジちらほら。

全部ダメでした。数字付きで。

これで手法完成。
……とはなりませんでした。

何通り試して、どれくらいダメだったのか。このあたりは「手法の墓場」シリーズとして順番に書いていきます。

ちなみに冗談半分で聞いてみたことがあります。
「ルール通りに動けば、サイコロで決めても受かるのでは?」
AIの答えは、コストがゼロなら運だけで両STEP合格がおよそ3割。

笑えない数字です。

ただし現実にはスプレッドと手数料がある。サイコロでは勝てません。たぶん。

負け方だけは先に決めた

勝ち方はまだ探している途中です。でも負け方だけは、先に決めました。
しかも自分の意思ではなくプラグラムに任せます。

自作のリスク管理EA「FintokeiGuard」に、次のルールを入れてあります。

  • 1回の損失は口座の2%まで(SLを自動で設定。普段は1%、本命の場面だけ2%)
  • 1日の損失が4%に届いたら、その日は終了
  • 全体で8%減ったら、全決済して停止
  • 持つのは1ポジションだけ。ナンピンも分割もしない

Fintokeiの失格ラインは1日5%、全体10%。そのかなり手前でプログラムが勝手に止めます。

なぜ上限が2%なのか?

攻めすぎると一発で飛ぶ。守りすぎると合格まで何か月もかかる。その間を計算して出した数字です。
手元の検証だと1回の挑戦で両STEPに受かる確率は5割ちょっと。3回までに受かる確率は9割。
逆に言えば、半分くらいは落ちる前提で始めています。

それと、損失ルールのある取引は初めてです。

ゴールドは本来、細かく刻むか、細かく積み増していくのがいいのは分かっている。でもそれは慣れてから。

まずは1ポジション、ルール通り。

このブログで書くこと、書かないこと

書くのは、考え方と成績です。
毎回のトレード、負け、ルール違反、ボツになった手法の数字。全部出します。

書かないのは、今使っている手法の中身です。
これは取っておきます。ケチだと思われても構いません。

それと、ここに書くのはあくまで私の記録です。売買のおすすめではありません。
そこだけは一行太字で済ませておきます。

初陣:思わぬ高ロット、なのにヒリつかない

この記事を書いている今日、初陣を済ませました。
XAUUSDを0.15lot売り。

0.15lot。

ハイレバ上等の海外FXに慣れた僕からすれば可愛いもんです。
ところが、プロップ口座で計算すると話が変わります。
損切りまで$8ちょっと。約2万円、口座の2%。
自分で決めたルールの上限ぴったりです。

可愛いはずのロットが、プロップ口座的には思わぬ高ロットでした。

で、ここからが本題です。

全然ヒリつかない。
ポジションを持っている間、驚くほど落ち着いていました。

理由は単純です。
この100万円、僕のお金じゃない。
失格になっても、失うのは参加費の8,500円ちょっと。
口座の100万円がいくら減っても、僕の財布は1円も減りません。

これ、感覚としては完全にデモ口座です。いや、実際にプロップはデモ口座なんですけどね。

デモ口座なら誰でも勝てる。資金を10倍にすることだってできる。
怖さがないから、判断が歪まない。

普通はそれが「デモで勝てても意味がない」理由になります。

でもプロップは、デモの感覚のまま取引できて、勝てば報酬は本物のお金。これこそがプロップの最大の価値なのでは?と、初陣で気づきました。

資金を借りられることではありません。
「怖さ」を外して取引できることです。
たぶん100万円でも1,000万円でも、あのヒリつきは来ない気がする。

スイングで持っても、よく眠れそうです。

ただし、怖さがないのは諸刃の剣でもあります。ブレーキがないと、トレードは雑になり、回数は増える。
だから負け方だけはオリジナルEAで先に縛っておきました。

それと、合格して口座が毎月の報酬を生むようになったら、たぶん感覚は変わります。
失格で失うのが参加費ではなく、収入源になるので。

その時の僕が今日の気持ちを思い出せるように、ここに書いておきます。

5分後、手動で決済。

(画像予定:MT5のチャート。エントリーと決済の履歴、EAの表示)

+2,138円。

口座の+0.21%。

地味。

で、この記事はここで終わるはずでした。

寝る前の2戦目、気づきが多すぎた

寝る前に、もう1回やりました。

日本時間23:42、XAUUSDを0.13lot売り。
翌日の21:30に雇用統計を控えて、相場は小さな三角持ち合いの中。

どうせこの中でウダウダする。本番は明日。

なので、三角の上の端まで引き付けて、MAも目安にして売りました。
途中で一瞬「やっぱりやめようか」と悩んで、反転を待ちすぎた気もします。

(画像:2戦目のチャート。SL線・TP線とEAの表示)

気づき1:SLが狭い

かなり引き付けたつもりでした。

それでもSLまで$9.76。チャートで見ると、ちょっと狭い。
実は1戦目も同じでした。ロットを先に決めて、そこからSLを置いていた。順番が逆です。
なので、初日にしてルールを変えます。

  • SLはチャートの形で、余裕を持って置く
  • ロットはSLから逆算する
  • TPまでのRRが1.5以上あるのを確認してから入る
  • 普段は1回1%、本命の場面だけ2%

SL幅が広がれば、ロットは小さくなる。でもノイズで狩られる回数は減る。
ゴールドは狩ってから動く、と自分で言っておいて自分が狩られにいってどうする。

この手順は新しく作ったEAでそのままできます。
チャートにSL線を引けば、適正ロットとRRが大きく出る。完全にチャートでイメージができる。

この口座の戦い方に、ぴったりだと思います。

気づき2:反射的に利確する

10分後。
下に突っ込んだ値動きが、戻りのちょうど半値あたりで止まりました。
もう一回、ぴょーんと戻る?
そう思った瞬間、もう決済ボタンを押していました。

スキャ出身の悪いクセです。

TPは1.6R先に置いていたのに、取れたのは約0.58R。
+11,576円。
決済した直後は、値動きがもみ合いに戻りました。

反射の利確、正解。
クセも悪くないじゃないか。

……と、ここまで書いたところで、TPに届きました。

あと15分ほど持っていれば、TPで決済。1.6R、約3万円。

実際に取れたのは、その3分の1ちょっと。

気づき3:入り方がまだ定まっていない

決めた場所で、プライスアクションのみで逆張り気味に思い切って入るのか?
オシレーターまで見て、反転を確認してから入るのか?

スキャなら、問答無用で前者。

ただ、リスクは大きくなる。
どっちがいいのか?今の僕にはまだ判断できていません。

なので、これは数字に決めてもらいます。
トレードのたびに「すぐ入った」か「確認してから入った」かを記録して、たまったら成績を比べる。

こういうのも全部AIに投げておけば記録して集計までやってくれる、いい時代。
答えが出たら、ここに書きます。

初日の成績

時刻(日本時間)ロット結果純損益
1戦目14:46〜14:520.15手動決済、約+0.1R+2,138円
2戦目23:42〜23:520.13手動決済、約+0.58R+11,576円
合計2戦2勝+13,714円(+1.37%)

初日で1%超え。
目標の8%まで、あと6.63%。

この調子が続けば、あと5日で合格です。

続くわけがない。

で、本当にデモなのか

ちなみに取引レポートを開いたら、口座の欄には「real」、入金の欄には「Initial Demo balance」と書いてありました。

(画像予定:取引レポートの該当部分。名前は切る。お待ちください。)

どっちなんだ。

まずは一番安いクオーツ口座で、手法と業者の両方を試します。
通用すれば、もっと大きい口座へ。
通用しなければ、参加費を払って試験に落ちる記事が増えます。

それも全部、ここに残していこうと思います。


今日の一曲

47年前の今日、
1979年10月1日発売、

久保田早紀「異邦人」。

先物から流れてきた異邦人。今の私のテーマ曲です。