こんにちは、あるいはごきげんよう。
888FXです。
前日のCPIで大きく下げたゴールドは東京の朝9時から一気に買い戻し。15分足2本で27ドルくらい上がりました。実はこれで「前日のNYで下げて東京の朝に買い戻される」が3日連続。「この流れ、そろそろ裏切られるでしょ」と思いながら見ていたんですが、今日はまだ続いた形です。
目線は売りのまま。上で狩る動きが出たところを売る、という作戦です。

1回目:昼前の売り(-0.51%)
上げてきた価格が、前から決めていた売り場帯に入って少し戻したところで売りました。正直、ちょっと早いかな……とは思いつつ。わかりやすい「狩り」の動きがまだ出ていなかったんですよね。
11:55。FRBの副議長の講演があり「追加の利上げには慎重」という発言。いわゆるポッポォ~なハト発言です。これで金利が下がり、ゴールドはわずか6分で14ドル上昇。損切りまで一気に持っていかれました。
反省点としてはシンプルで「知ってたのに….」これです。講演が11:55にあることは朝のうちに把握していたし「またハト発言するんじゃないの?」とまで思っていた。だったら、そこで天井をつけると想像して発言の前には入らずに待つべきでした。FRBの人の発言時刻も重要指標と同じように考えことにします。
2回目:発言の上げを売る(+0.81%)
その発言で上がった勢いは前日の重要な高値を少し抜けたところで失速。高値ちょい上の損切りを狩って、すぐにまた戻す形です。ここで再度の売り。損切りは狩った高値のすぐ上、利確は下のギャップの手前で、損と利の比率(RR)は約2.2。
ここからがじれったかった。利確まであと少しのところで2時間くらいウロウロ。でも最後はきっちりTPに届きました。
PPIは大幅上振れ、なのに金は下がらない
夜の21:30には生産者物価指数(PPI)。前月比+1.3%(予想+0.6%)、コアも+0.7%(予想+0.3%)と、かなりの上振れ。Xでも「2022年以来の高さ」と騒がれていましたね。普通なら利上げ観測が強まってゴールドは大きく下がる場面です。
ところが下げたのは一瞬だけ。理由は債券。この日は韓国株がサーキットブレーカーで取引停止になるほど崩れており逃げ場として米国債が買われ10年債の利回りは3週間ぶりの低さまで下がっていました。インフレの数字は「金は下」債券の買いは「金は上」。逆向きの力がぶつかっている状態。結局NYでは上げて終わりました。

FRBの人たちは発言でやわらかいことを言うけど数字はインフレ。このズレに相場が右往左往している感じがします。ちなみに、土曜の昼からはFOMC前の「ブラックアウト期間」となり、FRBの関係者は政策について話さなくなります。発言でごまかされない2週間、数字だけで素直に動くのかちょっと楽しみです。
気づいたこと
狩りの動きには「顔」がある
昨日と今日の勝ちトレードは、買いと売りの反対ではあるが形としては同じでした。突然動きが速くなって、さらに速くなって、いきなり失速する。スキャをやっていた頃なら伸びきったところで反射的に逆張りしたくなるあの動きです。それが狙っていた場所か、その少し先で出たら、失速して、反発して、そこからギャップが出る。
逆に今日の負けは、場所は良かったけど、この「狩りの動き」が出る前に入ったもの。勝ちと負けの違いが、そのまま「わかりやすい狩りがあったかどうか」でした。
RRは、無理に合わせるものじゃない
もう一つ気づいたのが、狩りがはっきり出ると損切りを狩った高値のすぐ外に置けるということ。損切りが近くなるので利確を欲張らなくても比率が自然に合います。
逆に、利確を遠くしたり、損切りを不自然に近くしたりしないと比率が合わない場面は、たぶん何かが欠けている。そういう場面は見送り候補という考え方にしました。
反省点
時刻がわかっている要人発言の前には入らない
わかっていたのに入って、その発言で刈られました。
狩りの動きが出る前に入らない
場所が前提にあって、そこでのわかりやすい狩りの形が大事。この「わかりやすい」がポイント。
損切りは「行き過ぎそうな範囲」の外に
1回目の損切りは、ちょうど狩られそうな範囲の中に置いていました。
良かった点
1回目の損切りのあと、計画どおりの形が出るまで待って入れた。2回とも損切り・利確を決めてから入り、リスクも0.5%で揃えた。じれったくても、利確まで手を出さずに待てた。
成績
翌朝9時、初号機の稼働ログです。
| 取引 | 損益 | |
|---|---|---|
| 10/15 | 2回(1勝1敗) | +0.30%(+0.58R) |
| 累計 | 11回(6勝5敗) | +3.14% |
STEP1目標 8.00%、最大DD -2.29%。目標まで、あと4.86%。
2日連続の1勝1敗、2日連続のプラス、2日連続で地味….。勝った気はあまりしないけど、勝ちと負けの理由がはっきり言えるのは良い傾向です。たぶん。
今日の一曲
30年前の今日、1996年10月16日に発売された松任谷由実「最後の嘘」。29枚目のシングルで、TBS『ひとり暮らし』の主題歌です。オリコン最高4位、約50万枚。
作詞・作曲は松任谷由実、編曲は松任谷正隆。
FRBの人たちが口にする「追加の利上げには慎重」。でも数字はインフレ。優しさという名の最後の嘘?ブラックアウト期間に入る前の最後の優しい言葉だったのかもしれません。
